ドロスグロップの魅力について

バトルスの沿革と新アルバム「ドロスグロップ」について

日本のファンも多いバトルス。彼らの音楽はどのジャンルにもカテゴライズされない独特な作風で、革新的な音楽を常に我々に提供してくれます。アルバム「ドロスグロップ」の第4弾は、バトルスの中でも評判があります。このアルバムが注目を集めた理由は2つあります。

 

まず1つ目は、長い歴史を持ち、音楽界にも影響力のある英国音楽誌NMEの大絶賛を受けたことです。これにより、ファンだけでなく、他の人もバトルスに興味を持つようになったのです。2つ目は、バトルスの中核であり、頭脳とも呼ばれたタイヨンダイ・ブラクストンがメンバーから脱退したことです。これまでのバトルスとは一味違った音楽を提供してくれるのではないか、との期待がファンの間で囁かれているのです。

 

そんなバトルスの結成には、やはりブラクストンの存在が関わってきます。イアン・ウィリアムスがソロでパフォーマンスを披露している時に、ブラクストンがその曲に目をつけたことがきっかけとなり、活動が開始されました。

 

2003年にはデイヴィッド、そして最後にジョンが入り、ここで初めてバンドの形になったのです。メンバー4人が集まり、形も整った段階になると、ツアーやレコーディングもきちんとやろう、という意識が芽生えたのだとか。突然戦闘モードになったから、バンド名をバトルスにしたのだと彼らは語ります。

 

日本は彼らの第二の故郷にもなっています。日本は、ニューヨークの次に多くの支持を得られた場所だから、深い思い入れがあるようです。インタビューでも日本に関して感謝の言葉を並べています。今や、全世界にも名が知れ渡ったバトルスですが、その飛躍への第一歩が日本にあるのです。

 

独創的で世界をアッと言わせるバトルスミュージックは、音楽の歴史に名を残すことは間違いないでしょう。中核メンバーの脱退という事件に見舞われながらも、苦難を乗り越えて創り上げられた傑作が、この「ドロスグロップ」なのです。作風がこれまでとひと味もふた味も違い、これまでのバトルスを一新するようなアルバムになっています。

 

何にも捉われず、ただ音楽に没頭している彼らの姿は、ファンにとっても心地良いものです。ここまで、前アルバムの「ミラード」や、その中に入っている「Atlas」も傑作ですが、そこからまた進化したバトルスが今回のアルバムでは見られます。変化を貪欲に求め、常に音楽の在り方を模索し続ける彼らからは今後も目が離せません。

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